病と暮らす
                           その1

まったく思いもよらない病気になってしまった。7月20日、妙に息苦しいので会社を
3時に早退して、家の近くのクリニック行く。
心電図を撮る。とても脈が早いのでCTを撮りましょう。と言うことで1週間後に予約
した。
精算をして帰る時に、明日CTを撮りたいと医者が言っているので、明日来るように
看護師に言われた。
7月21日、胸のCT撮影を行う。医師より肺、肝臓に水がたまっているのですぐに病
院を紹介される。
0:30PM,モモに行ってくるよと言って病院へ行く。

緊急外来で受診、何と入院する事になってしまった。診断は心不全、2週間程入院
して水を抜く事になった。
 4人部屋に入る。ちょっと狭くて汚い部屋だ。点滴のスタンドを持ってトイレに入
ると狭くてドアが閉まらない。まあ、2週間の事だから我慢しようか。
23日までは順調に水が抜けている。尿の量を測っているが1日1ℓ以上出ている。
点滴の装置が気泡を感知してピー;ピーうるさい。


7月24日、今日は朝から息苦しい。咳が出て止まらない。息がゼイゼイする。典型的
な心不全の症状だ。それでも午前中は何とか我慢した。昼の食事はおかずだけ、
ご飯までは食べれない。
 午後から咳が止まらない。咳をする度に息が止まるかと思うほど苦しい。
ナースコールをする。看護師さんはその度に飛んでくるが酸素濃度をチェックするだ
けでどうしようもない。私はとにかく辛い事を訴える。こんなに辛い咳は初めての事
だ。

夕方頃だろうか、気がつくとあわただしく個室に移動する。主治医は学会で金沢へ行
っていたので別の医師が治療した。この時は私の人生でも最も苦しい痛みに襲われ
た時ではなかっただろうか。

血圧が急激に下がって短い間隔で痛みが襲ってくる。はじめは我慢したが限界を超
えた。遂に叫び声をあげてしまった。ちょっと経験した事のない痛みだった。
何か注射をしてもらい痛みが治まった。眼が覚めると主治医は金沢の学会を抜けて
戻ってきていた。

私に「大事な時にいれなくて申しわけない。金沢から福井までがこんなに
遠く感じた事は無かった」と言っていた。

まあ、これだけでは良くわからないが私は人間性の深い良い先生に巡りあったので
はないかと感じた。


                 

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